結婚指輪・・・プロポーズから挙式まで、220日の軌跡・・・ episode 8: 結婚指輪 プロポーズから一週間後・・・【2/21】 結婚指輪は、毎日つけるもの。 自分のお気に入りのものを身につけたいものです。 そして、彼にも、毎日身につけてもらいたい、と私は思いました。 私は、アクセサリーが好きで、ある程度のものならば、たいていつけこなせるので、 「指輪を身につける習慣のない彼がつけられる」という基準で選ぶことが重要だと考えました。 私の条件は、「プラチナ900であること」「曲線のあるデザインであること」 後は、彼の意見を優先することにしました。 その時、たまたま友人夫婦と会う事があり、彼らがしているリングに、彼が目を留めました。 彼らのしていたリングのブランドは、「俄(にわか)」 シンプルなのですが、ちょっと変わったデザインで、素敵です。 ここのブランドの資料も、取り寄せようと決めました。 彼もつけやすいようなショップを探し、デザインを探し、「俄」の他にも数点分のパンフレットを集め、 まずは、上野にある、とあるショップへ行きました。 とても丁寧に話を聞いてくださり、商品を見せていただいたのですが、 いまいち、気に入るものがなかったので、こちらでの購入は見合わせました。 プロポーズから35日後・・・【3/20】 午前中、恵比寿三越に行きました。 友人夫婦がつけていた「俄」の直営ショップが、こちらに入っているのです。 直営ショップは、品揃えが豊富だと思ったので、まず、この直営ショップでチェックすることにしました。 ここのブランドのものは、京都の職人さんが作るものとのことで、とても素敵なものでした。 ここでの購入を決め、どの指輪を買うか、実際にはめてみて、ゆっくり吟味させていただきました。 このブランドのリングには、一つ一つに、名前と短い詩がついています。 友人夫婦のリングは、「赤夏・・・心は 燃えさかる 季節のように」というリングでした。 私達が気になったものは、「梟」「鯨」「わたつみ」「糺の森」 それぞれ詩を読み、実際に、指にはめてみて、二人で手を並べてみながら、一番気に入るものを選びました。 彼が最後まで悩んだのは、「鯨」と「わたつみ」 「鯨」は、ボリュームがありすぎるので、私が却下させてもらいました。 私達のリングは「わたつみ」に決定。 “大いなる 海の神に守られて”という詩がついているもの。 「わたつみ」は、日本神話にでてくる「大綿津見神(オオワタツミノミコト)」からきていて、この名前の由来は「海の神」 サーフィンが大好きで、海を愛す彼には、ぴったりのリングとなりました。 本当は、焦る必要はなかったのですが、4月からプラチナの値段上昇に伴い、 プラチナリングの値段が、1万円以上、上がるということだったので、この日に買う事にしました。 でも、ここでは、買うものを決めるだけで、実際には、新宿伊勢丹内のショップで、購入しました。 伊勢丹のブライダルクラブに先日入会したので、ここでのお買い物は、ほぼ全て15%OFF。 マリッジリング、安い買い物ではありません。 直営ショップで買うのと、ここで買うのとは、2万円以上違いました。 刻印依頼をして、手配完了です。 プロポーズから71日後・・・【4/23】 出来上がったとの連絡があったので、オーダーしたデパートにて、マリッジリングを受け取りました。 思った通り、職人気質の感じられる、とっても素敵なものに仕上がっていて、大満足でした。 ここは、同じリングでも、異なった仕上げをしていただくことができます。 彼のリングは、いぶした感じの仕上げ(写真下)にし、 私のリングは、鏡面仕上げ(写真上)にしていただきました。 男性の手には、いぶし銀仕上げ、とっても素敵だと思います。 女性の手には、他のリングとの兼ね合いも考えて、やはり、鏡面仕上げが似合うと思います。 結婚指輪は、結婚式で初めて交換し、プレゼントしあうものでありたいよね、と 意見が一致したので、結婚式まで、俄オリジナルの箱に入れ、保管しておくことになりました。 結婚式以降は、もちろん、毎日、身につけています。 【POINT】 ○結婚指輪に石を入れるかどうか、もポイントの一つだと思うのですが、石入りのリングも素敵だと思います。 ただし、石は、デリケートなものもあるので、石選びは、慎重になさってください。 丈夫な石であるダイヤモンドも、親油性があるので、油物の洗い物などをする時は、外してくださいね。 ○指輪をしなれた男性ならば別ですが、 結婚指輪をだんな様にもしていただきたい、と思ったら、 奥様が少し妥協する必要があるかもしれません。 何点か、どうしても妥協できない点を出しておいて、それ以外を譲歩すると お二人が納得する指輪選びができるような気がします。 ○ごつすぎる指輪は、日常生活の邪魔になりえます。 日常、さりげなくつけるために、ボリュームは、ある程度おさえておいた方が良いと思います。 ○「俄(にわか)」京都の職人さんが一つ一つ作るという、このブランド、とても素敵です。お勧めです。 参考:俄 ○デパートのブライダルクラブもあなどれません。かなりの割引が期待できます。 お気に入りブランドの入ったデパートのブライダルクラブに入るのが、一番だと思います。 ○可能ならば、エンゲージリングとの重ねづけも考えたいものです。 最初から、重ねづけを提案しているセットを見つければ、選ぶのは簡単ですが、 エンゲージリングのカーブに合わせて、結婚指輪を選べば、違うブランド同士のものでも、重ねづけが可能です。 私は、違うブランドで、カーブを合わせて重ねづけできるようにしました。 結婚指輪を選ぶ際、エンゲージリングも持参しましょう。 ⇒episode 9へ ⇒index ジャンル別一覧
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